思考の足あと

何を考え、感じていたのか。

エヴァ見た

シン・エヴァを見た。

一応エヴァは旧アニメ、旧劇、新劇全部見たけど、今回の内容には本当に驚いた。

 

僕は不勉強なのでエヴァの世界観とか考察に関することほ何にも知らないのだけど、この話を見て確信したのは、やっぱりエヴァは人情物語なんだと言うことだった。

昔からそう言った目線での話はあったけど、ダークな展開とか膨大な量の説明されない用語とか、そう言ったSFの世界がまず目についてしまって、そう言う話だと言うことが隠されていたように思う。

でも今回の映画は、というか前回からの続きでもあるのだが、ちゃんと人間ドラマだった。これが本筋なんだぞと言うのが伝わってきて、正直「今までのエヴァとは…」と思ってしまったけど。庵野監督が果たして何を伝えたかったのか、これが伝えたかったものなのか、と言うのは全く分からないのだけれど、俺としては最後の物語として非常に腑に落ちた。

 

結局ここまで粘って粘って粘って、多くの苦悩や期待があって、最終的にあの形になったのは本当に奇跡なんじゃないかとすら思う。最後、大人になったシンジをみて、とてつもなくまっすぐで、澄んだ感情になった。今までの全ての決算がそこにあったように思えて。エヴァという作品自体が大人になったような感覚。

 

今までのぜーーーーーーーーーーーーーんぶどうでもよくなった。ぜーーーーーーーんぶ!!!!!伏線とか世界観の考察とか、なんだ?それは

これはシンジとエヴァが大人になる話だよ!!!!!!!

 

こんな月並みなことしか言えないけれど。さよなら、すべてのエヴァンゲリオン