思考の足あと

何を考え、感じていたのか。

よくある間違い

架空の青春という檻に囚われています。

覚えのない郷愁、見たことのない夕焼け

伸びない二人の影、言えたことのないさよなら。

僕らが体験していることの全ては混ざり合って蓄積されていくから。かたちはいずれ無くなって、なにがほんとうか、理解か、分からなくなる。そして、錯覚を引き起こす。

 

さて、檻の鍵は教室に置いてきました。

 

もう二度となびかないカーテンは、決別の合図だけれど。そっと中から世界を覗くことがあってもいいだろう。

勘違いの世界には今日もかたちのないさよならが降り注ぐ。