思考の足あと

何を考え、感じていたのか。

原形(原石)

久々に上がり調子で書いている気がする.

 

人生で始めて(幼少期に遊びで自作漫画を売っていたのを除けば)他人に絵を売った.元々頼まれて描いたものではあったがお金を受け取る気はなかったので,先方から提示されて戸惑った.色々考えたけど,向こう側が払いたいと言ってくれた意思の尊重と,自分が価値のあるものを生み出せたという証明として,受け取っておくことにした.

 

 感情的な話をすれば,お金がもらえるのは嬉しい.

ただ,この技術は何か資格が必要なわけでもなく,資本主義社会で生き抜こうとして手に入れた訳でもなく,ただただ自身の自己満足の道具にしか過ぎなかったわけで,それに対して対価を払うという形式が,どうにもピンとこない.

どのくらいから価値が生まれるのかも分からなければ,やっていることはほぼ以前と同じなので,勝手に遊んでいたらお金が手に入るなど,不思議で不正な感じがするのだ.

それでもやはり社会的に認められるというのはひとつの大きな基準だろう.先ずは一歩,踏み出せたということになるのか. 

 

今日はバイトの面接を受けて,駅前までふらついた.適当に店をぶらついていると,良さげなバッグが目に留まったので買った.最近は財布のひもが緩くなっているようで.