思考の足あと

何を考え、感じていたのか。

積もる負債と期待と圧と

先日、奨学金の継続届を提出した。

そう、何を隠そう私は、ショウガキニスト(奨学金受給者)なのである。

 

そこらの人とは比べ物にならない額を借りて何とか大学に通っているが、この時期になると、貸与額通知書に記載された、めい一杯にゼロの並んだ数字と共に現実を突きつけられるのである。

高校までは別に、家の家庭環境とか大して気にしてなかったし、気にするようなこともなかったが、大学は違う。

やっぱりお金が無いと通えない!

お家の財布事情によって、通える先が決まってくるし、同じところに通っていても、やっぱり生活の豊かさに差が出来る。

これはもうどうしようもない。皆が大学へ進学するっていうから、そういうものだと思っていたし、一般に借りる奨学金より高卒と大卒の生涯賃金の差の方が大きいので、奨学金を借りることは損じゃない!と主張する人も多い。それもまた事実。

 

いざ進学してみると、やっぱり金額の大きさにびっくりする。自分の未来に投資してもらってるという考え方もできるけど、この貸与額と同じ大きさの責任を自分が背負えるのか…それに見合ったはたらきをしているんだろうか?不安が尽きない。