2018-05-09 逃避行 独りよがりのくそったれな夢を見た.最悪の気分だ. 夢の中で調子に乗ってる自分も気持ち悪いし,遠い夢のような霞む地平線も自分の思い通りで,それが欲望の反映だというのは自明であるから,吐き気を催した. 夢の後半はそれでもやはり靄のように指の隙間からするりと抜けて霧散していくのだけれど,それでもこちらを向いていることが無性に気持ち悪かった.手に入らなかったのは夢の中の自分の失態なのだが,それがあるべき姿であるから,悲しむ自分を観ながら安心もした.