思考の足あと

何を考え、感じていたのか。

一回回ればちょっとだけ進む

最近Amazonprimeの無料お試し期間を使っているので、ついでにアニメ作品を観た。

今見終わったのは天元突破グレンラガン

いろいろと話題になってはいたが、見る機会が無くここまで来てしまっていた。それをようやっと見ることになったのだが、これがおもったよりすごかった。

これが11年前だというのだから恐れ入る。今のアニメより作画いいんじゃないか。昔はそれこそ設備やアニメの表現技法の発展期で、時を経るごとに作画は良くなっていったけど、ここ最近はもう頭打ちなのかな?

本当に今、見終わったままそのままの勢いで書いているので、何もまとまっていないのだが、これについては考察する余地もないというか、まさに作中で述べられていた通り気合で感じる作品だと思った。ニチアサで放送していたという情報と、序盤の雰囲気を見る限り、王道の勧善懲悪ものを熱血に作ったという感じなのかと思ったら、そうじゃない。むしろ悪(敵)なんかはどうでもよくて、自らの、人間の精神性とかそういった、内面の世界に目を向けた話だった。気合でどうにかなるという展開は他の作品でよくあるが、それはあくまでも結果論であって、主人公の特権のようなものだ。このアニメはそうじゃなくて、その”気合でどうにかなる”というものを肯定して、プロセスとして踏む。つまり、気合があればどうとでもなる世界というものを明示してしまう。なんて眩しいんだろう。

//しかし、同時にとてつもなく儚い。人が簡単に死ぬ。敵も簡単に死ぬ。作中でいったい何人が死んだろう。主要キャラクターが何人やられたろう。